それに気が付いたのは26歳で結婚というものを体験した時である。
二通りの女の子ってなんぞや?と思うけれど、平たく言うと追われるタイプと追うタイプである。
私はどちらかと言うと、後者の追うタイプ。追うタイプだからと言って、ストーカーとかではなく、惚れやすく追いかけている時を楽しんでいるというものだ。
私の友人の中にも同じ人種がいて、彼女を見ていると自分を見ているように思えてならない。
好きになると告白したくなる性分でそれもストレート。この辺が男性的なのかも知れない。職場で好きな人が出来ると、友人と恋話を語り合う。これがたまらなく好きで、期待半分のウキウキとした気分。こういう事を胸が躍ると言うのか、甘酸っぱい感じがとっても気持ちがいいのである。
しかし相手の気持ちが判った途端、たとえそれが両想いだったとしても冷めてしまう事が多い。つまり、恋愛の過程が一番好きなのかも知れない。
そう分析するとこれって恋じゃないんじゃないのって思ってしまうが、恋の形は人の性格と一緒で十人十色。恋の形は本人が恋だと言ったらそれは恋なのである。
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